2018.5.27
lastupdate:2018.12.16
我が家では、適当極まりない道具でコーヒーを淹れている(2018年5月現在)。
サーバーのかわり
→耐熱計量カップ
ドリップポットのかわり
→ガラスの急須
真面目に淹れている人に怒られそうな装備品だ。
でも、素人にはこれでも十分おいしく感じられる。
ここまでのコーヒーライフで実感したのは、
・はじめからちゃんとした道具を揃えなくても、コーヒーは淹れられる
・やっているうちに、ちゃんとした道具が欲しくなる
以上2点だ。
何を始めるにあたっても、ある程度当てはまることだとは思うが……
ここからは、ド素人のコーヒー生活のあゆみである。
2018年12月
月兎印のドリップポットを入手。幸せ。
月兎印スリムポット0.7L ハンドドリップ初心者が使ってみました - 気楽生活研究所(仮)
はじめはいただき物
春のはじめ、レギュラーコーヒーをいただいた。
恥ずかしい話だが、もらった直後、私はそれがレギュラーコーヒーであることに気付いていなかった。
開封して、カップに入れて、お湯をさして……うわあ!これ、インスタントじゃなかった!という具合だ。思い出しながら、今、ひとりで気まずくなっている。
ただ、カップに入れたお湯は、コーヒーになっているようだ。
捨てたらもったいない。飲もう。
茶こしにキッチンペーパーを敷き、そっと褐色の液体を流し込んだ。
濾した後の液体は……原始の味がした、ような。
わかったこと 道具がなくても、一応飲み物にはなる
ドリッパー購入(人生初)
当時、我が家ではインスタントコーヒーしか飲んでいなかったので、ドリッパーも何もなかった。
いくらなんでも、最低限の道具は必要だろう。
翌日、私と同居人は近所のホームセンターに走った。
何も調べることなく、
「とりあえず、逆三角のアレと紙製のアレを買えばいいんだろ?」
真面目なコーヒー好きに怒られそうな発言である。
その店で扱いがあったメーカーは2つ。
ハリオとカリタ。
ハリオと、カリタ……。
どちらを買ってみようか。うなる私と同居人。
結局、ハリオのドリッパーとフィルター(漂白)を購入。
なぜハリオを買ってきたのかは覚えていない。
帰宅、さっそく使用。
その日の所持金の都合でドリップポットは買わなかった。ドリッパーを大きなマグカップに乗せ、電気ケトルから直接注ぐよりはいいだろ、と、計量カップに移し替えたお湯を注いだ。
琥珀色の液体は、文明開化の味がした。
わかったこと 道具を使えば美味しくなる
本を読もう
なんとかコーヒーを淹れられるようになったけど、さすがにこのままじゃ。
酸味とかコクとか、ローストが、とか、わからないことだらけ。
ちょっとお勉強したほうがよさそうだ。
そう思ってkindle Unlimitedで読んだのはこちら。
・産地
・歴史
・コーヒーに合うケーキやサンドイッチのレシピ
・アレンジコーヒー
・喫茶店を開きたい人へのアドバイス
などなど、豊富なコンテンツ。
1冊まるまる頭に入れれば、あなたも立派なコーヒー通。
コーヒーとスイーツの相性を語れたら、スタバ好きな女子にモテるかもしれない。
このへんも読んでおきたい。
コーヒーじゃないけど、これも。 わかったこと 知れば、楽しいおわりに
実は私、コーヒーを飲むようになったのは、つい最近である。
昔飲んだ時に「無理!」と思い、それからずっとコーヒー嫌いのまま過ごしてしまった。
しかし、知人宅におじゃました時、挽きたての豆で淹れたコーヒーを飲んで「あ、これ、おいしい」と。それから飲めるようになったのだ。
そして、今、とうとう自宅でコーヒーを淹れるようになった。
まだまだ初心者だけど、いや、初心者だから、これからの楽しみがいっぱいある。
ゆっくりマイペースで味わっていきたい。
これ、500mLくらいのがあったら買うのに。