こんにちは、あきぽぽです。
塾講師や家庭教師の経験がそこそこあります。
自分でも、高校受験、大学受験、資格試験の勉強をしてきました。
そのなかで何度も聞くのが
「自分はたくさん問題演習をしているのに、なんで成績が上がらないのだろう」
という声です。
では、質問です。
「たくさん問題演習するのはいいけど、答え合わせに時間をかけていますか?」
私は「問題演習中より解いた後に時間をかけるのが勉強できる人の条件」だと思っております。
正解不正解は小さな問題である
もちろん普段の勉強中の話です。試験本番では正解か否かが全てです。
しかし勉強が苦手な人、特に小中学生は「一発で正解すること」に重きを置きすぎています。
答案にバツをつけられるとこの世の終わりのような顔をする子。大丈夫、終わりじゃないよ。ここからがスタートなんだよ。
まずはこの「不正解自体は悪いことじゃない」という境地にたどり着くこと、もしくはたどり着かせることです。
模範解答や解説、全部読んでる?
たとえ正解していても、全部読むこと。
理系科目だと「たまたま答えが合っていたけど、過程に間違いがあった」なんてことはザラです。
この項目を見て「そんなの当然じゃん!」と思った方もいるでしょう。でもね、これをやらない人がけっこういるんですよ……
たとえ正解していても、解説を始めから終わりまで読むこと。
そこで、自分の考えと別のことが書いてあったら。自分の考えでもいいのかわからなかったら。
そうなったら、人に訊けばいいのです。
ただ、資格試験の問題では、思考過程が模範解答とちょっとでも違っていたらアウトのことが多いです。
関連事項の確認はしてる?
問題集の解答冊子をしっかり読んで、それでおしまい?
正解できなかった問題は「その範囲をちゃんと理解できていない」ということ(ポカミス除く)。すぐに教科書で該当箇所と「その近辺」を確認しましょう。
とくに暗記科目。資格試験では絶対やるべき。
「迷ったけど当たった」は不正解も同然
「正解したからいいじゃん」ですって?
迷ったんでしょ?
再現性はあるの?
百発百中じゃない知識レベルで受験するなんて、怖すぎない?
(超高難易度の問題を除く)
再度申し上げます。「迷ったけど当たった」は不正解も同然です。
答え合わせに時間をかければ効率アップ
どんどん問題を解いても、解いた後の対処が雑ならば、解いた意味がありません。ただの時間の無駄遣いになってしまいます。
勉強の効率を上げたいのであれば、問題を解いた後の確認に時間をかけること。そうすれば、1問1問が大きな意義を持つようになり、成績アップにつながります。