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天流 仁志著「学習の作法」―勉強が得意とは、こういうことさ。

こんにちは、あきぽぽです。

突然ですが、質問です。
中高生の頃、勉強は得意でしたか?

得意だったあなたには、もう1つ質問です。
勉強が得意か不得意かを分けるものは、何だと思いますか?

この質問の答えは、勉強が得意な人でも、塾講師や家庭教師のバイトなどの指導経験が豊富でなければピンとこないことでしょう。



勉強が得意な人は、そうじゃない人と何が違うの?
勉強が得意な人が自然とやっていることを身につけるには、どうしたらいい?
これらの疑問に答えてくれるのが、この本です。

天流仁志著「学習の作法」

こんな人におすすめ

こんな大人におすすめ

  • 自分は秀才だったので、秀才じゃない子供をどう指導すればいいかわからない
  • 子供の中学受験を検討している
  • 英語や歴史を再び学びたいと思っている

こんな中高生におすすめ

  • 大学進学を考えている
  • 現在の偏差値が60未満
  • 勉強しているつもりだけど、なぜかできるようにならない

5つの学習の作法

この本では、勉強が得意な生徒が身につけている学習法・問題の解き方を「学習の作法」と呼んでいます
学習の作法はこの5種類。

1 できるようにする
2 できることを繰り返す
3 未知の問題を分析する
4 未知の問題を俯瞰する
5 自分で説明できるようにする

それぞれの段階では何ができればいいのか、いわゆる名門校の生徒と普通の学校の生徒との比較を交えながら説明しています。さらに、それらのテクニックを習得しやすい問題集の紹介もあります。

この本では高校までの学習について書かれていますが、5つの学習の作法は人生のさまざまな問題を解決するのにも役立つはずです。



私は塾講師の経験があります。

勉強が不得意な子を見ていると、たいてい1と2が甘いのです。
えっちらおっちら問題を解いて、やっとの思いで正解にたどり着き、「わーい、できた!」で、終わり。
それは本当は、「できた」とは言えないんですよね。すらすらできるようになるまで練習しないと。

同様に、私がやっとの思いでブログをカスタマイズしても、それは「できるようになった」わけではない……精進しないと。

おわりに

勉強しているつもりだけど、なぜかできるようにならない。それは、正しい作法で勉強していないからかもしれません。
正しい心構えと方法で勉強できているか。自信がなければ、この本をおすすめします。
学習の作法がすべて身につけば、きっと人生の助けになるでしょう。

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